債権の元本価格に既経過利息を加えて評価

貸し付けをして利息を得ているときには、納税のための計算をしなければなりませ

 

ん。この時の課税評価額は、債権の元本だけでなく、すでに経過している部分の

 

経過利息も含めて計算することになっています。例えば、完済までの締め切りが

 

評価をする日より先である場合、全額の利息ではなく、元本全額と、評価する日

 

までに発生した利息の合計が評価となります。これは、たとえば約定通りの返済

 

ではなく、締め切り前に一括して返済した場合には、利息の金額が変化する可能

 

性があるためです。したがって、確実に回収することができる、経過部分の利息の

 

みを回収可能額として算出しなければなりません。完済予定日までの利息全額

 

を計算に入れると、当然回収見込み額が増えますので、金額が大きくなるほど、

 

必要のない納税額も増えてしまいます。また、元本だけを計算するのではなく、

 

実際に受け取った利息も算入しなければならないことも忘れずにおきましょう。

 

課税評価額の計算は複雑な内容のものが多いため、できれば税務署や税理士

 

のところに行って相談をしながら評価をした方が確実です。時期によってはなか

 

なか対応してもらえないことがありますので、早めに相談をしましょう。